ゲームの開発に使用するパソコンのスペック等について

2025年1月時点で、ゲームの開発に使用しているパソコンのスペックをまとめました。

CPUのベンチマークについて

CPUの処理性能を確認できるのがベンチマークです。数値が高いほど優れたCPUだといえます。

第13世代のIntel Core i5程度のベンチマークあればゲーム開発でストレスを感じることはほとんどありません。

メモリRAMは16GBは必要

8GBだと、Unityの処理でボトルネックがかかり、思ったように開発できないはずです。動作しないことはないですが、ゲーム開発のしやすい環境ではないと思われます。

Macであればメモリが16GB以上のモデルを購入するのがおすすめ

Mac Book Airなど、一部のMacはメモリがデフォルトで8GBしかないため、可能な限り16GBのモデルのMacを購入するのがおすすめです。

GPUの性能

GPUのベンチマークについては、GeForce 3060以上のGPU性能があれば最低限のゲーム開発が可能です。

推奨は4060、8GB以上のベンチマークがあれば相当こったグラフィックでない限りは問題なくゲームの開発ができるはずです。

SSDは1TB以上がおすすめ

グラフィックのそこそこ凝ったゲームを開発していると、バックアップを複数作成したり、他のプロジェクトを立ち上げてテストしてみたりとでなんだかんだですぐに500GB以上の容量を消費します。

少なくとも本体に搭載されるSSDに関しては最低でも1TBにしておくことがおすすめです。

HDDをシステム領域に使用しているパソコンは今時あまりないかと思いますが、本体の記録媒体はSSDにしておいたほうが無難です。SSDのほうが読み書きが速いためです。

PC本体のSSDとは別にHDDはあると便利、なくてもよい

デスクトップパソコンでは、本体にシステム領域を含んだSSDのほかに、HDDをオプションで付けられますが、バックアップ用に容量の大きいHDDがついていると何かと便利ではあります。

外付けハードドライブ(外付けのHDD/SSD)は必須

外付けHDD/SSDは必須でしょう。本体のSSDを1TBで抑えておいて外付けのHDDで8TBなどのものを購入しておき、そこにどんどん不要になったバックアップファイル等を格納していきます。

外付けポータブルSSD

持ち運びが可能なSSDです。Sandiskの外付けポータブルSSDはデータに対してパスワードをかけることができます。

据え置き型の外付けHDD

電源ケーブルで接続して給電しないと動作しない外付けHDDです。この外付けHDDにどんどんとバックアップデータ等の使うかどうかわからなくなった不要なデータを格納していくのがおすすめです。

Google Cloudなどのクラウドストレージ

自宅の火災や雷対策、セキュリティ等の都合でGoogle CloudやAWS等のクラウドストレージ上にゲームの開発データを保管します。