ゲームの開発方法、ソースコードの公開は一見するとゲームを開発しているゲーム会社にとっては競合を増やし、損失があるように思えるかもしれません。意見の一つとしてはそれは間違っていないものであったのかもしれませんが、インターネットが普及し、AIがシンギュラリティを迎えようとしている現代においてはその意見は正しくないものだと私たちは考えています。
Googleの検索エンジンのすばらしさ

何気なくスマートフォンで検索すればそれとなく必要な情報が提供されます。Googleの検索エンジンはインターネット上に公開されたページをBotによってクローリングし、Googleで検索したユーザーに対して最も最適な情報を常に提供する仕組みを持っています。
ゲーム開発ブログとSEO
より分かりやすく説明すると、作成したブログを検索エンジンに最適化させることでGoogleなどで検索されたときにブログが上位表示され、世界中の、少なくとも日本語のコンテンツは日本語圏の人に向けて情報を発信することができます。このSEOによる、ブログの検索エンジン最適化による情報の広域な発信はゲームの開発者にとってとても有意義で素晴らしいものであるということは間違いがありません。
人類間での不利益を与える競争よりも、知的財産を人類全体で共有することで人類の発展に貢献し、利益を創造する
ゲームの開発に関するノウハウを公開しないことは、独占的にゲームの開発ができることを意味します。他社に技術を提供しないことで、一部のゲームコンテンツは自社が独占的に開発に集中することになるでしょう。しかしながら、クローズドな開発環境は多くの人からの意見を募ることも、開発に関して誤った思想が含まれていたらそれを正すこともできません。
オープンソースな環境では、開発が最も合理的な形で進められると私たちは信じています。
オープンな環境での開発により技術貢献性の意識
キリスト教には「隣人愛」という概念、考え方があります。キリスト教に関する大学として有名な「関西学院大学(かんせいがくいんだいがくと読む)」の資料に書かれている隣人愛に関する内容を一部引用します。
隣人愛とは
隣人愛と今申しましたが,先ほど,加納先生から朗読していただきました「善きサマリア人」の箇所にもありますように,隣人愛というのは,お隣さんと仲良くして助け合いましょうという意味ではありませんよね.今の聖書の箇所では,たとえ異国の人(異邦人)であっても自分の国の人と同じように,困っていれば助けてあげなさい,そのようなことのできる人が本当の隣人である,と語られています.それはまた,異国の人であっても,自国の人あるいは自分自身と同じ人間として接しなさいという意味でもあろうかと,私は理解しています.正確なところ,あるいは,より詳しいことは,打樋先生や加納先生のキリスト教学の授業などでぜひお聞きになっていただきたいと思います.
https://www.kwansei.ac.jp/cms/kwansei/pdf/department/sociology/0000134427.pdf
より詳しく引用すると以下のような内容になります。
今の聖書の箇所では,たとえ異国の人(異邦人)であっても自分の国の人と同じように,困っていれば助けてあげなさい,そのようなことのできる人が本当の隣人である,と語られています.
困っている人を助けること、これが隣人愛の本質だと言えます。
問題解決能力が高い人は高い報酬を得る傾向にあります。インターネット上でのオープンな技術提供は困っている人を助ける愛情、隣人愛の概念そのものに他なりません。私たちが当サイトで公開しているゲーム開発の情報は、すべて無償で公開していて今後もこのスタンスを崩すことはありません。
技術情報がオープンな環境であること、それにより多くの人が困っていることを解決すること、これによって社会貢献をしていきます。
例えば、自社で公開した技術を他社が使用して面白いものを作った場合
当サイトで公開した技術をもとにして他社が面白いゲームを公開したとします。それによって一時的に私たちは経済的なマイナスにつながる可能性があります。しかしながら、他社が作った知的財産に対して私たちもそこから学ぶことがあることは間違いありません。
こうした技術の公開によって市場に生み出されるコンテンツは、私たちにとって一時的なマイナスを与える可能性はあれど、長期的に見て最終的には自社の利益につながると考えています。また、面白いゲームコンテンツが存在していることはそれ自体が人類にとっての利益です。人類全体での利益と、自社1社のみの小さな利益、どちらが優先的であるかは考える余地もないでしょう、当然人類全体の利益のほうが優先に決まっています。
ゲームという市場そのものへの好影響
ゲーム開発のノウハウ公開がもたらす最大の利益は、ゲーム市場そのものへの好影響です。
どのような影響が自社に及ぶ、及ばないを差し置いても、ゲームという業界、市場における開発ノウハウの提供自体が人類の持つ業界、文化への好影響であるため、私たちはゲーム開発に関する情報を配信し続けます。
実際にゲームの技術情報を発信してみて
当サイトにゲーム情報を掲載して、半年ほど毎日のように記事を記載している状態になってきました。ゲーム開発に関する技術の発信の所感を紹介します。
ゲーム開発そのものを技術公開せずに行っている場合は、WordPressにスクリーンショットや記事を公開しなくてもゲームの開発ができるのでかなり開発のスピードが速くなっていました。技術系の記事を書く、ということになれば当然それだけの工数がかかるため、開発以外の時間を作るということになりました。他のゲーム会社がゲーム開発の技術的ノウハウを公開しない理由の一つに、ゲーム開発ブログの開発工数があるから、というのもあるかもしれません。
ゲーム開発ブログが作られると、これは自社にとっての財産にもなると感じました。マニュアルがインターネット上に公開されているようなものなので、自社のノウハウを自社のサイトから検索してゲーム開発を行える、そのため属人性も下がりこれってどうやるんだっけをすぐに確認できるようになりました。
YouTubeを利用した開発情報の公開

これはまだまだ試行錯誤が必要ですが、ブログ上で開発の情報を発信するのには限界があります。開発情報を映像でYouTubeに乗せることでより多くの情報をインターネット上に公開できるものと考えています。
まとめ
ゲーム開発の発信意義についてまとめました。技術情報を一般公開することで社会貢献に努めていきます。