Admobを使用してUnityでGoogle広告(バナー広告)を追加する方法 - IG developer

Admobを使用してUnityでGoogle広告(バナー広告)を追加する方法

Admobを使用してUnityで開発したゲームに広告を追加する方法をまとめました。

この記事ではバナー広告をUnityのプロジェクトに追加します。

https://developers.google.com/admob?hl=ja

実際にUnityで開発したゲームに広告を追加してみる

以下の記事を参考にUnityで開発したゲームに広告を追加していきます。

https://developers.google.com/admob/unity/quick-start?hl=ja

まずはAdmobアカウントを作成する

Googleのアカウントから、Admobのアカウントを作成します。

Githubから.unitypackageファイルをダウンロードする

まずは以下から.unitypackageファイルを入手します。

https://github.com/googleads/googleads-mobile-unity/releases

入手した.unitypackageファイルをUnityプロジェクトにインポートします。

以下の画面が表示されたら、Yesを押します。

つぎに以下の画面が表示されたら、Enableをクリックします。

Admobでのアプリの設定

Admobにログインしてダッシュボードから「アプリ」を選択します。

青いアプリを追加ボタンをクリックします。

必要事項に応えてアプリと紐づけたいIDを作成します。

Unity側でのIDの紐づけ

Admobで作成したアプリに紐づけたいIDをUnityのプロジェクト上で紐づけます。

Admobで広告を表示するためのスクリプトをゲームシーンに追加する

Admobの広告をゲームで表示させるためのスクリプトをゲームシーンに配置します。

まずは「Create Empty」でゲームオブジェクトをシーン上に配置します。

作成したゲームオブジェクトの名前を「AdmobManager」に変更します。

広告を表示するスクリプトを書いてオブジェクトにアタッチする

以下のスクリプトを書いて、先ほど作成したゲームオブジェクト「AdmobManager」にアタッチします。

広告を表示するスクリプト
using GoogleMobileAds.Api;
using UnityEngine;

public class AdmobManager : MonoBehaviour
{
    //バナー広告
    private BannerView bannerView;

    private string adBannerId;

    private void Start()
    {
        //AdMobを初期化
        MobileAds.Initialize(initStatus =>
        {
            Debug.Log("AdMob Initialized");
        });
// 広告ユニットIDをプラットフォームごとに設定
#if UNITY_ANDROID
        // テスト用広告ユニットID
        adBannerId = "ca-app-pub-3940256099942544/9214589741";

#elif UNITY_IPHONE
        // テスト用広告ユニットID
        adBannerId= "ca-app-pub-3940256099942544/2435281174";
#else
        adBannerId= "unexpected_platform";
#endif

      //シーン開始時にバナーを表示する
        RequestBanner();
    }

    //バナー広告を表示する
    private void RequestBanner()
    {
        //バナーを生成
        this.bannerView = new BannerView(adBannerId, AdSize.Banner, AdPosition.Bottom);

        // リクエストを生成
        AdRequest request = new AdRequest();

        //広告を表示
        bannerView.LoadAd(request);
    }
}

まずは赤枠で囲った部分で右クリックします。

次に「Create>Scripting>Empty C# Script」の順に選択します。

作成されたC#ファイルの名前を「AdmobManager」に変更します。

作成したC#ファイルを開きます。

先ほど紹介した以下のスクリプトを書いて開いたC#ファイルを保存します。

広告を表示するスクリプト
using GoogleMobileAds.Api;
using UnityEngine;

public class AdmobManager : MonoBehaviour
{
    //バナー広告
    private BannerView bannerView;

    private string adBannerId;

    private void Start()
    {
        //AdMobを初期化
        MobileAds.Initialize(initStatus =>
        {
            Debug.Log("AdMob Initialized");
        });
// 広告ユニットIDをプラットフォームごとに設定
#if UNITY_ANDROID
        // テスト用広告ユニットID
        adBannerId = "ca-app-pub-3940256099942544/9214589741";

#elif UNITY_IPHONE
        // テスト用広告ユニットID
        adBannerId= "ca-app-pub-3940256099942544/2435281174";
#else
        adBannerId= "unexpected_platform";
#endif

      //シーン開始時にバナーを表示する
        RequestBanner();
    }

    //バナー広告を表示する
    private void RequestBanner()
    {
        //バナーを生成
        this.bannerView = new BannerView(adBannerId, AdSize.Banner, AdPosition.Bottom);

        // リクエストを生成
        AdRequest request = new AdRequest();

        //広告を表示
        bannerView.LoadAd(request);
    }
}

Ctrl + Aで全選択します。

その上でCtrl + Vでコードを張り付けてコードを上書きします。上書きしたらCtrl + Sでコードを保存します。

ここまでで作成した、AdmobManager.csをゲームシーン上のオブジェクト「AdmobManager」にアタッチします。

スクリプトがアタッチされていることを確認します。

広告が表示されることのテスト

Playモードでゲームを動かしてみて広告が表示されれば作業は完了です。

赤枠で囲った上記の場所をクリックします。

クリックして広告の動作を確認するには、UIを追加してEventSystemを追加します。

これでPlayモードで確認できる広告がクリックできます。