Unityで新規プロジェクトを作成する際に、Built In、URP、HDRPからレンダーパイプを選択して立ち上げることになります。
この記事では、Built In、URP、HDRPの違いをまとめました。
https://docs.unity3d.com/ja/2023.2/Manual/render-pipelines-overview.html
Built Inとは
以下はUnity公式ドキュメントに記載されているBuilt-Inの説明の引用です。
ビルトインレンダーパイプラインは Unity のデフォルトの レンダリングパイプラインです。これは汎用レンダリングパイプラインで、カスタマイズのオプションが限られています。
https://docs.unity3d.com/ja/2023.2/Manual/render-pipelines-overview.html
Built inは、URP、HDRPと比べるとグラフィックの光の表現がそれほど優れておらず、それほどよいグラフィック表現のできないレンダリングパイプになります。URPよりも負荷がかかるため、理由がなければ基本的にURPを使用しましょう。
Built-Inでプロジェクトを作成するケース
Built-InよりURPが推奨される中で、Built-Inを使用するケースはアセットがBuilt-Inにしか対応していないケースがほとんどだと思います。URP、HDRPが使える環境ではURP、HDRPのどちらかを選択したほうがよりグラフィックと処理に優れたゲームの開発が可能です。
URPとは
以下はUnityの公式ドキュメントに記載されているURPに関する説明の引用です。
ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) は、Unity によって作成されたスクリプタブルレンダーパイプラインです。URP はアーティスト向けのワークフローを提供し、モバイルからハイエンドのコンソールやPCまで、幅広いプラットフォームで最適化されたグラフィックスを素早く簡単に作成できます
https://docs.unity3d.com/ja/2023.2/Manual/universal-render-pipeline.html
URPは、Built Inの次にUnityのスタンダードとなるレンダリングパイプだと認識して間違いないです。Build Inより軽量できれいなグラフィックを実現することができます。
HDRPとは
以下はUnityの公式ドキュメントに記載されているHDRPの説明文の引用です。
HD レンダーパイプライン (HDRP) は、Unity によって作成されたスクリプタブルレンダーパイプラインです。HDRP を使用すると、ハイエンドプラットフォーム向けの最先端の忠実度の高いグラフィックスを作成できます。
https://docs.unity3d.com/ja/2023.2/Manual/high-definition-render-pipeline.html
HDRPは、URPをさらにきれいにしたグラフィックを実装できるレンダーパイプです。アセットによってはURPのみに対応、HDRPにのみ対応しているなどあるのでアセットの購入時には気を付けましょう。パソコン向けのハイグラフィックなゲームを作成する際には選択したいレンダリングパイプです。
https://learning.unity3d.jp/7555/