Unityのゲーム開発に使用するための素材を提供している、Unity Asset Storeの概要をまとめました。
Unity Asset Storeとは

Unity Asset StoreはUnity Technologiesが提供している、Unityゲームエンジンで使用できるゲームの開発素材を提供しているオンラインのゲーム素材ショップです。
アセットストアは頻繁にセールを実施している
Unity Asset Storeは、定期的にセールが行われます。定期的にアセットストアにアクセスすることでほしいアセットを入手しておきましょう。
Unity Asset Storeで購入できるゲームの素材
Unity Asset Storeで購入できるゲームの素材は基本的にゲームの開発で使用する素材すべてに対応しています。
ゲームの開発には、グラフィック、アニメーション、サウンド、UI、エフェクト、システムなど様々な要素があります。Asset Storeでは、グラフィック、アニメーション、サウンドなど、ゲームの開発で使用する様々な素材を入手できます。
入手できるアセットには、有料のものと無料のもの、また、Unity公式が提供するアセットなどがあります。
Unity Asset Storeで購入できるおすすめのゲーム素材については本記事で後述します。
アセット購入時に気を付けたい点
Unityのアセット購入時に気を付けたい点を紹介します。
アセットの価格は開発元が変更することもある
Unity Asset Storeで購入できるアセットの価格は、Unity公式のセールだけでなく、開発元が変更することもあります。
公開されたアセットが非公開になって使えなくなることもある
アセットによっては、アセットそのものが非公開になり、アクセスできなくなることもあります。
アセットがバンドル(寄せ集め商品)として売られていることがある
アセットを単体で購入するより、バンドルで購入したほうが圧倒的に安くアセットを入手することができます。購入したいアセットのバンドルがないか確認してからアセットを購入しましょう。
人気のアセットは高い頻度でセールになる
ユーザー数・ダウンロード数の多いアセットは、高い頻度でセールの対象になります。急いでいなければセール実施時に人気のアセットを購入しましょう。
アセットの対応しているレンダーパイプの種類
Unityで作成するプロジェクトには、Built-in、URP、HDRPのレンダーパイプ(グラフィックの処理方法)があります。対応しているレンダーパイプのアセットを使用する必要があります。使いたいアセットがどのレンダーパイプに対応しているかは対象のアセットの概要欄に記載してあるので確認しましょう。

Unityエディタのバージョン互換性
最新のUnityエディタに対応しているアセットでないと、購入したアセットがゲームシーン上で正しく動作しないことがあります。最新のUnityのバージョンに最適化されているアセットであることを確認しましょう。
アセットをプロジェクトにインポートするには
アセットはUnity Hubから立ち上げた各プロジェクト上でインポートして使用します。
以下はUnity 6.2でMy AssetsからGame Creator 2をインポートする例です。


おすすめのアセット
ゲームの開発に使用する素材にはそれぞれ要素があります。
例えば、アクションゲームを作るためのシステムを提供するアセット、BGMとして使うための音に関するアセット、ボタンのデザインやタイトル画面のデザインなど、UI(ユーザーインターフェース)に関するアセットなど、様々な要素に分類できます。
以下はではそれぞれのゲームの素材の要素ごとにおすすめのアセットを紹介します。
グラフィックに関するアセット
Unityのグラフィックに関するアセットは、2D、3Dで分類され、さらに細かくマップ(環境)、キャラクター、モンスターなど分類されます。
おすすめのUnityのグラフィックのアセットについては別の記事で解説します。
アニメーションに関するアセット
武器を使った人間の攻撃動作や、ゾンビの体の動き方など、アニメーションに関するゲーム素材をUnity Asset Storeで入手することができます。






