Unityでゲームの開発を行っている際に、アセットのインポートやアセットのバージョンアップグレード関連で不具合が起きてSceneがPlayモードにできなくなった際の解決方法についてまとめました。
考慮すべき要素
アセットのバージョン等の互換性で困った際に考えたいのは以下の要素です。
- Unityエディターのバージョン
- 他のアセットとの相性、互換性
- アセットの再インポートの検討
- Unityエディタで立ち上げているプロジェクトの設定
- Unityエディタでプロジェクトを新規に立ち上げて該当のアセットの再インポート
それぞれの要素について詳しく解説していきます。
Unityエディタのバージョンとアセットの互換性
まずは使っているUnityエディタのバージョンとインポートするアセットに互換性があるかどうかです。Unityエディタのバージョンは定期的にアップグレードされ、仕様がバージョンごとに異なります。
他のアセットとの互換性
Unityでゲーム開発を行う際は、複数のアセットを同時にインポートしてアセットを組み合わせる形でゲームを開発します。
アセット同士の相性が悪い場合は、シーンをPlayモードにできないエラーが発生します。アセットの相性が悪い場合は使用するアセットを変更するしかありません。使用するアセットを変更しない場合はスクリプトを書き換える、開発元に問い合わせるなどの作業が必要です。
アセットを再インポートする
複数のアセットをインポートしてゲームの開発を進めているうちに、シーンをプレイモードにできないエラーが発生することがあります。このエラーを解決するために、再度アセットをインポートしなおすことでエラーが解決することがあります。
アセットの再インポート方法には2種類の方法があります。
- Package Managerからアセットを再インポートする
- Assetsフォルダ配下の該当のアセットフォルダを削除してからPackagemanagerでアセットを再インポートする
Unityエディタで立ち上げたプロジェクトの設定を再確認する
Unityエディタで立ち上げたプロジェクトの設定を、出力されたエラーから確認して訂正します。
エラーメッセージをもとに設定か所を探すためそれなりに工数がかかります。調査してもわからなければ、新規でプロジェクトを立ち上げて再構築したほうが速いこともあります。
Unityエディタでプロジェクトを新規に立ち上げて該当のアセットの再インポート
新しくプロジェクトを立ち上げて、該当のアセットを再インポートしていきます。
このときにアセットの相性が悪いものがあれば、再びエラーが表示されることもあるため、インポートするアセットを変更するなどします。




