ゲームは生活のインフラである - IGジャパン

ゲームは生活のインフラである

米国IGにて公開した以下の記事に関して、日本語での見解をまとめることとする。

はじめに

ゲームをただの娯楽だと考えている人も多いと思う。学生時代、筆者もゲームは単なる時間をつぶすための娯楽、遊びにすぎないとの考えだった。

その考え方をする人は一般に大いに存在しているという認識であるが、この点について掘り下げてIGジャパンの考えを述べるものとする。

インダストリアルゲームズという屋号について

インダストリアルゲームズという屋号、ビジネス名には「産業としての娯楽、ゲーム、遊び」という意味を込めている。

もっと掘り下げると、ゲームは単なる娯楽ではなく、産業として考えたときに人類にとっての生活の根本的なインフラなのである、ということだ。

ゲームをはじめとした娯楽は人類の生活インフラである

大学受験のとある英語の参考書には「音楽が存在しないと人類が健康で生活することができないという医学的な根拠はないが、世界中のどの地域、どの文化圏においても音楽は必ず存在している」といった旨の英文が紹介されていた。ゲームなどの娯楽、遊びはこの音楽に関する記述と同じようなもので、人間が遊びを捨てたところで健康的に暮らすことができないという医学的な根拠はないはずだが、実際にはどの地域、どの文化圏においても必ず娯楽、遊びは存在する。

このことから言えることは、ゲームをはじめとした娯楽や遊びは人類にとっての必要不可欠なインフラなのであるということだ。

ゲーム開発から見た側面

ゲームを開発していると、単純に必要なものはゲームを開発するためのゲーミングパソコンだけではない。実際には開発したゲームのデータをアーカイブしておくためのストレージであったり、ウェブサイトを管理するためのサーバーであったり、ネットワークを管理するためのクラウド(AWSなど)であったり、様々な技術と知識が必要になる。

産業としてゲームを考えたときに単に面白いと思われるゲームシステムを考えるだけでなく、様々な技術を多用して会社として、ビジネス・事業として運営していくのには多角的な努力と取り組みが必要になってくる。

インダストリアルゲームズは、単に自社が満足のいくゲームを作るということだけを目的として作られた事業ではなく、ゲームをはじめとして関連するIT技術全般を社会貢献するためにどう利用していくかについても考えて運営されている事業である。

まとめ

インダストリアルゲームズは、単にゲームの開発だけでなく、IT技術を使って社会貢献するために尽力をしていきます。

ゲームは単なる娯楽ではなく、人々の生活の一部という認識のもと、ゲームを作り、ゲームに関連する事業を運営していきます。